厄年も終わって娘も来年成人か

この前、人生について考える映画を観た。
俺の唯一の趣味と言ってもいいのが映画で、学生時代から随分と観てた。
昔のデートの定番が映画館でデートってのが定番だったこともあるけど。
でもさ、デートで行った映画なんてほとんどストーリーなんか覚えてなくて次はどこへ行こうか?とかいつキスできるか?そんなことしか考えてなかったな。
我ながら下心全開のデートだったと思う。
きっと、相手もドキドキしててストーリーなんか覚えてないんだろうな。
そんな青春時代から、今までの事をぼんやり考える事が多くなったんだ。

厄年と言われる年齢も何事もなく過ごせた。
夫婦仲は円満と言えば円満。特に不満を持った事もない。娘は来年は成人。
俺の人生、わりと平坦だったなぁと思う。

周りの友人や知人は職場でいろいろあって転職したり、結婚生活が長続きしなかったり、子供と会えないヤツだっている。
そう思えば本当に俺は恵まれているんだろう。
仕事にもこれと言った不満を持った事はないし、職場の人間関係で悩まされることもほとんどなかったと感じる。

もしかして、俺が鈍感なだけ?と思ってしまうけど。
そうでもないんだと実感する。
たぶん、俺は会社の中で行ったり来たりする仕事より
一日中パソコンの前でカタカタしてるより
こういう仕事が向いてるんだろう。
いわゆる天職ってやつかな?

運転手が天職だったら、この年齢でも転職できるんじゃないか?と思って実験してみたくなった。
いい大人がするおふざけではないのは知っているが、試しに面接受けてみたいと無性に思ってしまったんだよ。

それで、転職サイトで見つけた会社に応募してみた。
一応大手と言われる会社だし、落ちてもそうショックではない。
だって転職するつもりはないんだから。

それがだね、ハイヤー会社の募集への応募後に行われる面接で合格してしまったんだよ。
誰が驚いたって自分が一番驚くよね。
一応、妻にも報告はした。
返ってきた返事は「で?転職するの?」だった。
いつだって思う、俺の妻はクールだ。
今の仕事より給料も高い、福利厚生もしっかりしている。
それを話しても「で?」だよ。
良い妻を持ったもんだ。

転職するつもりはないけれど、今の年で俺が転職できるか試しただけだと話すと妻は大笑いしながら「そうだと思った」と言ったんだ。

俺が仕事を辞めたいなんて一度も言った事はないし、実際思った事もないことは妻にもお見通しってことね。

案外、俺って幸せだな。振り返ってみて実感したよ。

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